― 過去の企画展(記録) ―

▲「過去の企画展」ページに戻る

猪風来の創作土偶展「妖精の棲む森へ」

【期 間】2011年2月2日(水)~3月31日(木)
     →5月29日(日)まで引き続き展示しました
「妖精の棲む森へ」チラシ
【「妖精の棲む森へ」チラシ】 →PDF版を開く

 野山に分け入り、野焼きのための粘土を探して土を掘る。


土のかたまりには雑草の根がからまり、その中には億千の微生物。

湿った土中から放たれる精気は、草木を養い、虫や小鳥や動物たちの生命をささえる。


粘土を手でもんでいると、大地の精霊たちが姿をあらわし心に語りかけてくる。

縄文文様は、自然の精霊たちを豊かにおおらかに表現したものです。


 今回は猪風来がこれまでに、その時代、その土地の森や野で出会った妖精たちをテーマに創作した野焼き作品
約30点を展示します。


制作時期は1982年から1999年頃まで。


草のシリーズ、森のニンフシリーズなど、その時期ならではの独特な表現・表情をみせる作品たちは、大地から
わきたつ豊潤でパワフルな生命力に溢れています。



▲ページ先頭に戻る