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【「縄文スパイラルアート展」チラシ】 →PDF版を開く |
会期:2025年7月1日(火)~10月31日(金) ※休館日 月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館) ●場所:猪風来美術館(新見市法曽陶芸館) 新見市法曽609 ●問い合わせ先:猪風来美術館 ℡:0867-75-2444 |
関連企画:7月6日(日)午後1時~3時
「今を生きる縄文アーティストトーク」
(出品作家たちによる作品解説や縄文トーク)
【出品作家】
片桐仁・小林武人・堀江武史・さかいひろこ・真世土マウ
猪風来・村上原野・土田哲也・中山裕那・小野真由美
北村ますみ・兵頭百華・黒田知恵・磯田耕治・谷本明久
松本千夏・大槻順一郎・向井宏志・むらかみよしこ(順不同)
中国山地の山あいに立ち昇る縄文野焼きの炎――それは、古来の縄文文化を今の世に伝え未来を拓いていく狼煙。猪風来美術館は日本で唯一の現代縄文アートの美術館です。
1万6000年前から1万3000年間もの永いあいだ日本列島に花開いた縄文文化。自然と共生し、生と死と再生への畏怖と祈りの世界観が表現された縄文の造形、その文様は“生命と魂のデザイン”です。現代においては縄文の造形美とその内包する精神世界への注目が世界的に高まっています。そうした中で、猪風来美術館で縄文造形の“心と技”を学び育った縄文アーティストたちの芸術活動は、縄文土器・土偶の模写から体得したものを基盤として、〈復活‐体得‐創造〉の新たな縄文芸術として開花し世界中に発信し続けています。
縄文の“美と真理”は母なる大地・地球の万物生命と人類の在り方の根源を問い、一万年の過去から一万年の未来を見通して、地球未来を照らす。そうした活動のトップランナー猪風来美術館の20周年記念特別企画展では、猪風来美術館で学び育ってきた作家たちを中心に、この20年間の諸芸術活動に関わってくださった作家たちにも参加を呼びかけました。
古来の縄文に根ざしつつ、現代の新縄文スタイルの表現者たちが育ってきています。この新縄文スタイルの表現は、素材を土に限らず新素材と技術を用いて、立体と平面、テキスタイル、音楽と映像など総合芸術として発展しつつ 独自の幅広いジャンルを拓こうとしています。村上原野の予感した、縄文の新しい渦が新星のように生まれてくる「縄文スパイラル・ノヴァ」の時代が現実のものとなりつつあります。
どうぞご高覧ください。
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【映画『縄文にハマる人々』チラシ】 |
映画『縄文にハマる人々』、2018年7月7日(土)より渋谷イメージフォーラムほかにて全国ロードショー!!
撮影には猪風来美術館も協力。
縄文野焼きの実演をはじめ、猪風来や村上原野が出演しています。
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《公式サイトより》
人類史に残された最強のミステリー。
1万年以上続いた「縄文」という謎。
この映画は縄文にハマっている人をはじめ、考古学や民俗学の専門家、さらには文化人やアーティスト、そして
縄文に情熱の全てを傾ける人々への取材を経て、その秘密の核心へと迫ってゆく。
縄文時代が終焉を迎えて約2500年。
この時間の流れの中で日本人は一体何を失い、忘れてしまったのか。
その秘密は21世紀の私たちの根幹を揺さぶり、見慣れた風景を一変させてしまうような、未来へと繋がる
新たな世界への扉を開く。
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■ 製作 有限会社リタピクチャル
お問合せ:mail@jomon-hamaru.com
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このたびの東日本大震災による被災に対しまして、心からのお見舞いと哀悼の意を表します。
被害地の惨状と深い悲しみの中で、再起を期して心を奮い立たせている被災者の皆様への応援の気持ちをこめて
「縄文いのりの土偶」をつくりませんか?
古来より縄文の土偶は、豊饒を願い災難をはらい、鎮魂と再生を祈願してつくられたものです。
猪風来美術館では開館以来、「にぎり地蔵」として願い思いをこめた小さな土偶を、陶芸体験の皆さんに
つくっていただいてきました。
野焼きしたお地蔵さまは、一部美術館と済渡寺をつなぐ参道の祠におかれ、「野辺の地蔵さまロード」として
みんなの思いをつなぐスポットになっています。
2010年4月16日に開催された「春の縄文野焼き祭り」の縄文体験コーナー「にぎり地蔵をつくろう」では
『震災地への思いや気持ちをこめて「縄文いのりの土偶」をつくり、被災された方々へ思いをつなげよう』
との趣旨で呼びかけをさせていただきました。
その際、みなさまに多くのご理解とご賛同をいただきました。
復興はおそらく、これから長くかかることでしょう。
そのため「縄文いのりの土偶」づくりの活動もまた、継続していきたいと思っております。
どうぞ御協力よろしくお願いいたします。
※ 参加費300円は全額、復興義援金として寄付させていただきます。
※ 制作された「縄文いのりの土偶」のご寄付をお願いします。
※ 後日縄文野焼きされた「縄文いのりの土偶」の安置場所は検討させていただきます。