― 開催中の企画展 ―

「むらかみよしこタペストリー展」開催

 「いのちの記憶~地層に刻まれた魂の象(カタチ)」
 2026年3月1日(日)~2026年5月31日(日)
「むらかみよしこタペストリー展」
作品「いのちの記憶~地層に刻まれた魂の象(カタチ)」2026年(羊毛の手紡ぎ・草木染・手織作品)250×260㎝
【「むらかみよしこタペストリー展」チラシ】 →PDF版を開く

●会期:2026年3月1日(日)~2026年5月31日(日)

    休館日:月曜日(祝日の場合翌日休館)


 今おまえは時空の限りなく広い原っぱを駆けていく。

 おまえの後を追いかけて、精霊たちやたくさんの夢見る者たちが続いていく。

 時が降りつもる。満天の星たちも地上に降りつもる。

 億光年の時が、頭上にきらめき、静かに静かにこの大地に降りつむ。


 地層の中で眠る生命のほう芽たち、生命の種たちは夢見る。

 内部に刻みつけられた長い時の記憶を宿して、

 大地の鼓動を感じながら生れ出る日を待っている。


 いつまでも変わらない信念、意思のようなもの、いつも冷たい風に顔を向けて立つ。

 そうしたものが一瞬、ふっと途絶え崩壊、そしてすべての後に残る美しい意思とは何か。

 指先が紡ぎ出した魂の象(カタチ)に触れた者たちが、次につなげていく命の繋がり、

命を愛おしむあたたかい意思。永遠の命ではなく、一度きりのかけがえのない時を生きる者

としてこの世に存在することを良しとした者。その限られた一生の中で、心底、心を込めて

全霊でとりくんだ己の魂の形を象って、この時代の地層に刻み込むこと。縄文の遺物のように、

万年を経て蘇る鮮烈なフォルム。彼の象った作品がそういう形で遺されていく・・・。

 生命の記憶は、母なる大地の記憶。母なる大地から生まれたすべての生命たちには、

その記憶が内在している。いくつもの時間が流れ、触れ合ったり響き合ったりして多様な

生命を包み、時を刻み込んでいる。太古から連なる壮大な生命の記憶の渦。草木染・手織りで

表現された生命の世界をどうぞご高覧ください。




▲ページ先頭に戻る